衛宮士郎 Shiro-Emiya

  

 

 

  Fate/stay nightの主人公。正義の味方を目指す高校生。
  冬木市の私立穂群原学園2年C組。
  パーソナルデータに関しては入手出来なかったので不明。
  しかし背は自分で気にしている位なので結構低めな様子。
  ただし、将来的には180cmを越す長身になる予定(確定事項)。
  一人暮らし歴が長い為料理が上手い。特に和風は料理人レベル。
  やたら色んな人に殺される癖がある。あと恨まれる癖も。

  

 

 

10年前の第四回聖杯戦争の際、セイバーのエクスカリバーによって破壊された
聖杯から漏れた「この世全ての悪」アンリマユによって引き起こされた大火災によって家と両親を失い、地獄絵図の中ただ一人生き残り、
瀕死の重傷を負っていたがその時のセイバーのマスターであった衛宮切嗣にエクスカリバーの鞘を体に埋め込まれ蘇生する。
記憶も失っていた彼は切嗣の養子となり、名前も貰って衛宮に住むことになる。

自分を救ってくれた切嗣に懐き、魔術師であった彼の後を継ごうと魔術を教わろうとする。
最初の内は断っていた切嗣だが、士郎の熱心な(しつこい)頼みを受けて魔術の基礎を教える。

だが、元々魔術師の家系では無い士郎に魔術の才能・知識等は無く
毎回死の危険と隣り合わせの「鍛錬」を積み重ねた結果まともに習得出来たのは「強化」魔術のみ。
「投影」魔術を使う事も出来たが、魔術師の常識として、投影魔術は複製された物が
中身が伴っていない上に、魔力の無駄も多い為、極める価値も極める労力すらも無駄とされていた。
よって、切嗣は士郎に唯一使える「強化」を鍛錬(と言ってもほとんど何も教えてなかった様子だが)する事を薦めた。

魔術師としては中途半端だが「魔術使い」としては非常に稀な人材で、自分の心象世界で現実世界を侵食する
「固有結界」を使用可能
。ただし現在の彼では魔力不足で固有結界を発動させる事は不可能。
Fateルートでは最後まで固有結界を使用出来る自分の能力に気づくことはない。
士郎の心象世界は10年前の大火災と埋め込まれたエクスカリバーの鞘によって作られているもので、
剣を複製・製造する」というもの。投影魔術や強化魔術はあくまでもここから繋がっているものの一つに過ぎない。
また、物質の構造を読み取る能力も長けている。建造物の設計すら読み取る事が出来る。

毎回「魔術回路を一から作り直す」という一歩間違えれば死に至りかねない鍛錬をしていた。
実際何度もかなり危険な状態まで陥っている。本来27の魔術回路を保有していたが、
知識もなく切嗣にもそれを教えられなかった士郎は毎回この鍛錬を、8年間続けていた。
Fateルート、Unlimited Blade Worksルートでは遠坂凛の教えと(強制的な)魔術回路のスイッチ生成によって、
Heavens Feelルートではアーチャーの腕によって始めて「一般的な魔術師」としての知識を得る事になる。

各ルートごとに魔術師として到達する地点が違い、
Fate(セイバー)ルートでは魔術回路の認識程度まで。
Unlimited Blade Works(遠坂凛)ルートでは固有結界を行使可能(ただし凛のバックアップが必要)、
Heavens Feelルート(間桐桜)ルートではアーチャーの腕を移植され、現在よりも強力な投影魔術の行使が可能になる。
また、固有結界の知識も受け継いでいたようだ。

衛宮切嗣に大災害の中から自分一人だけ助かった事、また衛宮切嗣が亡くなる前に切嗣の後を継ぐ事を約束した為
「正義の味方」を志す。ただし士郎は「九を救うため一を殺す」という切継の物とは異なり、
「自分を犠牲にして他を助ける」という見方によっては最も歪んだ正義観を持っている
また「大災害の中唯一助かった自分には、死んでいった人達の分も精一杯生きる」ではなく
「大災害の中唯一生き残ってしまった自分には、人並みに幸せになる価値なんて無い」という一種の強迫観念を持っており
自分の事は一番後回しで誰かの幸せの為にどうしようもない程の自己犠牲を払って奔走する。
具現化した「この世全ての悪」アンリマユにすら「化け物」と言わしめる程の「お人良し」。

セイバーと契約している最中はエクスカリバーの鞘の「不死の力」が活性化する為、
瀕死の重傷を負っても勝手に傷が治る化け物っぷり。即死しない限り殆どしぶとく生き残る。
また、アーチャーの剣技は、未来の自分が編み出した最も自分に合う剣の振り方なので非常にしっくりくる。
小太刀程度の大きさの二刀流が得意。強化魔術を使えば椅子の足を強化するだけで即席の戦闘状態が完成するお手軽さ。
ただし、別に剣の才能も無く魔力量も少ないのでサーヴァントどころか業を極めた人間、一般的な魔術師相手にすら勝てない。
が、士郎の固有結界は「一度視認した武器を固有結界に登録、自由に複製し、また強力な弾丸として発射する事も可能」
という相当強力な能力を保有する。宝具(いわゆる「伝説の剣」などと呼ばれる)クラスの武器ですら容易く複製可能。
また、武器より魔力を消費するが防具も複製する事が可能。現在の彼では魔力不足で自由に行使することは出来ないが、
将来彼が更に魔術師として成長した時は、封印指定を受ける事はまず間違いないだろう。

学校で偶然アーチャーとランサーの戦いを目撃、一般人に見られたランサーは口外される事を封じる為に士郎を殺害。
しかし、遠坂凛が10年間魔力を溜め続けた宝石の力を使って士郎を蘇生させる
が、蘇生した士郎を家まで追ってきたランサーが又も殺害しようとする。
土蔵まで追い詰められた士郎は、前回切継が使った魔法陣跡で同様の方法、
つまり埋め込まれた鞘を媒体にして偶然セイバーを召喚してしまい、第五回聖杯戦争に巻き込まれてゆく事になる

 

実は剣より弓が得意。その実力は殆ど達人の域に達していると言っても過言ではなく、
余程精神が乱れていない限り確実にど真ん中に中てる。しかし、間桐慎二との諍いがあって現在は弓道部を退部している。
学校では便利屋として備品の修理や補修に使われる事が多いが、本人は人助けになるとむしろ喜んでいる。
生徒会長の柳洞一成とは親友。間桐慎二とは友人だったが間桐桜が士郎の家に家事手伝いに行くようになってから疎遠。
英語教師の藤村大河とは、切継に拾われてからの知り合いなので「藤ねぇ」「士郎」と呼び合う仲。ただし学校では「藤村先生」と呼ぶ。
学校のアイドルである遠坂凛に密かに憧れを抱いている。そのアイドル像はすぐに叩き壊された挙句ゴミ箱に捨てられる事になるが。
間桐桜は(元)弓道部の後輩。朝になると衛宮邸に朝食を作りにくる。また、料理の弟子でもあるが、
最近は桜に腕前で抜かされつつある。特に洋食は士郎曰く既に負けているとの事。

かなりマメな人間で、料理・裁縫・掃除・洗濯、つまり家事全般が大好き。別に鍛冶と家事をかけているわけではないと思うが。
本人は「自分がやるしかないから」と否定するが、明らかに誤魔化しである事が目に見えて分かる。
その持ち前の執事魂を発揮し、凛トゥルーエンド後では、凛のライバルの洋館でアルバイトをする事に。なんだそりゃ。
魔術師としては半人前だが、魔術使いとしては大成する。しかし魔法使いに到達することはまずないだろう。

彼の部屋は「月姫」の遠野志貴と同じく、殆ど何も無い。また和風贔屓な所も一緒。
が、彼とは違って「余計なものがいらない」と言う訳ではなく、ただ単に整理整頓されているだけ。
必要なものは全部あるし、鍛錬などに使う彼の第二の私室とも呼べる土蔵にはゴロゴロと士郎が適当に投影したものや
藤ねぇが拾ってきたものが転がっていたり、パソコンが置いてあったりもする。
ちなみに、作者曰く遠野志貴とは致命的なまでに相性が悪い。まぁ何となく分からない事もない。

 

■Fate/stay night

・味方
衛宮切継、柳洞一成、藤村大河、間桐桜、遠坂凛、セイバー

・どちらかと言えば味方
穂群原三姉妹、美綴綾子、藤村組の人々

・どちらかと言えば敵
黒桜、セラ&リーゼリット、間桐慎二、バーサーカー(ヘラクレス)、葛木宗一郎、アサシン(佐々木小次郎)、
ランサー(クー・フーリン)、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、ライダー(メデューサ)、黒セイバー

・敵
ギルガメッシュ、言峰綺礼、アーチャー、間桐臓硯、アサシン(ハサン・サッバーハ)、キャスター(メディア)

■Fate/hollow ataraxia(アンリマユ士郎)

・味方
柳洞一成、藤村大河、間桐桜、遠坂凛、セイバー

・どちらかと言えば味方
穂群原三姉妹、美綴綾子、藤村組の人々、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、間桐慎二、葛木宗一郎、
キャスター(メディア)、アサシン(佐々木小次郎)、ランサー(クー・フーリン)、ライダー(メデューサ)、
バゼット・フラガ・マクミレッツ、(味方でも敵でもないが、最終決戦の時を考慮して)ギルガメッシュ、カレン・オルテンシア

・どちらかと言えば敵
アーチャー

・敵
「アヴェンジャー」

 

・・・あとこれ、面白かったので掲載。問題があったら消します。

 

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