遠坂凛 Rin-Tohsaka

 

  

 

  Fate/stay nightのヒロイン。攻略する順番は二番目。
  私立穂群原学園2年A組。
  身長159cm、体重47kg。BWHの順で77-57-80。
  ただし現在も成長中。特に胸が。

  イメージカラーは「赤」。上半身の服は大体赤が多い。
  ちなみに水着も赤。ニーソックスは絶対脱がない。

 

 

 

 

魔道の名門・遠坂家の現当主。遠坂の家は代々Fateの舞台である冬木市の魔術的な管理者であり、当然凛もそれにあたる。
生まれた時から魔術師として生きる運命。また、聖杯戦争に参加するのも遠坂の人間として当然決まっていた。
その家系に恥じない優秀な魔術師で、魔力量は成熟した魔法使いの約20倍
魔力の転換、蓄積などを得意とする。これは本来攻撃に適していない特性なのだが、遠坂家では宝石に魔力を溜め、
戦闘時にはそれを開放して攻撃に用いる。凛は宝石を使えば一瞬でA判定の(つまりめっちゃ強い)大魔術を展開する事が可能。
魔力が余っている時や就寝時には欠かさず宝石に魔力を溜め込んでいる。父親に貰ったペンダントには10年分もの魔力が溜め込んである
ただし宝石は使用後大抵砕けてしまう為、遠坂の家では魔術の習練よりも金集めの方が優先順位が上だったりする。
また、魔術師それぞれにある属性は「五大元素」。つまり、木火土金水(風火地空水)の全ての属性を持つ。
特化した魔術は無いが、基本的な魔術は殆ど習得している。Fateの中では珍しい一般的な方面の魔術師である。
また先祖には現存する4人の魔法使いの一人・死徒27祖の4位でもある「宝石翁」・「万華鏡」キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグを持つ。
兄弟子には冬木市の教会の神父・第五回聖杯戦争の監督役である言峰綺礼がいるが、関係はあまり芳しくない。

遠坂の魔術刻印(左腕の手首からびっしり刻まれている)を受け継いでおり、起動すれば短い詠唱ならすっ飛ばして魔術を発動させる。
得意技には宝石開放の他にガンド(呪い)打ちがあり。本来は指を指した相手を呪い、病気にさせたりする弱めの攻撃魔術だが、
凛のそれは打つ数・込める魔力が桁違いなので、見た目はもうマシンガンそのもの。掠っただけで焦げる程の威力。
言峰仕込みの護身用の空手(もどき)を嗜んでおり、強化の魔術を使用すれば肉体を鍛えていない魔術師では太刀打ち出来ない。

第五回聖杯戦争では「最も優秀なサーヴァント」と言われているセイバーを召喚しようと、自身の魔術コンディションが
最高潮に達する午前2時に10年魔力を溜め込んだペンダントを媒体に英霊召喚を開始する。
が、遠坂の人間の血には「一番大事な所で大ポカをやらかす」という、迷惑極まりない遺伝があり、
一時間時計を見間違えていた凛が召喚したのはセイバーでなく、赤い外套を纏った正体不明のサーヴァント、アーチャーだった。
「記憶が無い」「宝具を忘れた」「真名が思い出せない」と、どうしようもないサーヴァントを召喚してしまったと落ち込む凛だった。
…まぁ、実際アーチャーが召喚されたのは媒体にした物のせいでもあるし、
凛とアーチャーは戦闘面でも、またそれ以外の面でも実に良いコンビであったのだが。

サーヴァントの捜索中、学校でランサーと遭遇する。アーチャーに戦闘を任せ、初めて「サーヴァントの戦い」を目の当たりにした凛は、
その現実離れした動きと桁外れの戦闘力を見てサーヴァントの凄まじさを再認識する。
が、宝具を放とうとした時、「目撃者」の姿を見つけたランサーは、その人間を消そうと戦線離脱してしまう。
慌ててランサーを追い、学校の中で瀕死の「目撃者」を発見した凛は責任を感じ、10年魔力を溜めたペンダントを以て蘇生を成功させる

ランサーを探しに学校を出た凛。しばらく経つと、アーチャーが冬木市の武家屋敷の中に二つのサーヴァントの気配を感じる。
その武家屋敷の外で、突如塀から飛び出し逃げ去ったランサーに次いで飛び出してきたのは、他でもなく召喚を望んでいたセイバーだった。
当然の如く攻撃を受けるアーチャー。そしてそのセイバーのマスターだったのは、先刻蘇生させた「目撃者」、衛宮士郎その人であった。
第五回聖杯戦争の開始を宣言する神父。聖杯戦争の事を何も知らない衛宮士郎。――そして、未だ正体不明のアーチャー。
凛が長年待ち望んだ聖杯戦争は、こうして波乱の幕開けをしていった。


ここぞという時に限って凡ミスをするのはもはや遺伝的な呪い。殆ど完璧超人だが、そこが唯一の欠点か。
口癖は「心の贅肉」。精神的に無駄な事全般をこう表現する。最上級は「心の税金」。
(例:余計な心配・無駄な憶測に対して「…そんな事は心の贅肉(税金)よ」)
物語の説明役になる時、士郎の魔術の先生になる時は度々黒縁の眼鏡を掛けているが伊達である。

何かと攻撃的な性格で、人を突き放すような口調だが、本質的には姉御肌で面倒見は良い。
冷酷なようで優しいが、最後には合理的な道を選ぶ。本人曰く「可愛くない性格」。
自分は女の子としての部分が欠落してると思い込んでいる嫌いがあり、密かにコンプレックスになっている。
私服はその反動なのか、鮮烈な赤とそれを強調するような黒を組み合わせ、ギリギリのラインのミニスカを履いていたりする。

料理は中華が得意。衛宮邸では唯一中華が出来る。一人暮らしが長い為、辛いものが好きな凛は中華ばっかり作っていたのだろう。
弱点は電子機器と低血圧(朝が弱い)と、自身が引き起こす凡ミスによるトラブル、そして間桐桜。
特に電子機器には「本当に現代人」なのか、と思うほど弱い。ウォシュレットから出る水に驚いて悲鳴を上げたり、
携帯のアドレス登録の仕方を知らなかったり、VHSビデオとDVDの区別がつかなかったり。

衛宮士郎とはFate本編まで会話をした事がなかった。穂群原学園入学以前に通っていた学校の用事で、
間桐桜と士郎が通っていた学校に行く用事が出来た時、偶然校庭で飛び越えられる筈のない走り高飛びを何度失敗しても
繰り返し挑戦していた士郎を目撃し、士郎の存在を知る。ちなみにその時、間桐桜も士郎の事を見ていた。その事を互いに知っていなかった。
柳洞一成とは長年のライバル。前の学校からの知り合いで、その時は一成が会長で凛が副会長だった。
現在は一成に「穂群原学園の三大仏敵」として扱われている。女怪等とも呼ばれている。
間桐桜とは元々姉妹。が、桜が間桐家に引き取られてからは疎遠。
魔術師である事を悟られない為、学校ではあまり人との繋がりを持とうとはしない。
唯一美綴綾子とは友達。ただし凛が魔術師である事などはまったく教えてはいない。

彼女の家はかなり大きめの洋館で、内装は真っ赤。地下室は彼女の工房。運動マシンも設置されている。
玄関は魔術施錠されている為、暗号魔術を知らないと入れない。また無理矢理侵入しようとすると牛乳が降ってくるトラップが仕掛けてある。
凛の部屋はそこそこ豪華な造り。またそこに置かれている宝箱は大祖父であるゼルレッチの所有物で、
中は第二魔法(平行世界の運営)を応用した造りになっている為、・・・まぁ簡単に言えば四次元ポケット状態である。
中に入る大きさの物ならば幾らでも収めてしまう。また、内側からは簡単に開かない仕組みになっている。

学校を卒業した後はロンドンの「時計塔」、つまり魔術の総本山である大英博物館に留学する。hollowでは一度
アインツベルン城で凛が引き起こした「大惨事」の後始末の為に時計塔へ滞在する事になる。
ちなみに入学する学部は、宝石を利用した魔術を行うので「鉱石学科」。
ロンドンでのライバルは『第三回聖杯戦争で一番先に逃げ出した』エーデルフェルト家の末裔、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

Fateでは士郎に次いで出番が多い人だったが、hollowでは途中からしか出番が無かった。
全キャラ中過去・本編の内容・様々な特徴全てにおいて最も恵まれた環境にいる人でもある。


■Fate/stay night

・味方
衛宮士郎、アーチャー、美綴綾子、ゼルレッチ

・どちらかと言えば味方
セイバー、穂群原三人衆、藤村大河

・どちらかと言えば敵
間桐桜、葛木宗一郎、柳洞一成、ランサー(クー・フーリン)

・敵
間桐臓硯、アサシン(ハサン・サッバーハ)、キャスター(メディア)、アサシン(佐々木小次郎)、間桐慎二、ライダー(メデューサ)
バーサーカー、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、ギルガメッシュ、言峰綺礼、黒桜、黒セイバー

■Fate/hollow ataraxia

・味方
アーチャー、美綴綾子、間桐桜、セイバー、藤村大河

・どちらかと言えば味方
ライダー(メデューサ)、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、アンリマユ、カレン・オルテンシア

・どちらかと言えば敵
バゼット・フラガ・マクミレッツ、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

・敵
「アヴェンジャー」


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