ギルガメッシュ

 

 

  
  身長182cm、体重68kg。
  属性は「混沌・善」。サーヴァントでありながら単独行動が可能。
  魂の色は「黄金」で、その比重は10万人分にも匹敵する。
  
  最強のサーヴァント、のハズなのだが
  その慢心ぶりが「雑種」に負ける最も大きな敗因となっている。
  本気で戦えば死徒27祖に匹敵、
  もしくはそれ以上の戦闘力を持つ。

  本編では「それで良いのか」と思えるような
  行動と、ちょっと最早馬鹿なんじゃないのかと
  思えるような慢心ぶりで見事な悪役ぶりをやってのけた。

  お祭りディスク「hollow/ataraxia」では、
  前回の雪辱を晴らすかのごとく暴れている。
  本編の人気投票では10位以内に入れなかったが
  子ギル、大人ギルver共に何故か出番が多い。

 

 


かつて古代メソポタミア文明、シュメールの都市ウルクに君臨していた半人半神(性格には2/3が神)の、人類最古の英雄王
この世で彼に敵う者はなく、「この世の全てを手に入れた」超越者として完成されていた。
第四回聖杯戦争にも参加(その時もマスターは言峰綺礼)しており、エクスカリバーによって破壊された聖杯から
漏れた「この世全ての悪アンリマユ 」を浴び、現世に受肉する。つまり既に第二の生を受けている。その為他のサーヴァントと違い霊体化は不可能。
第四回聖杯戦争の時は「アーチャー」のクラスで召喚され、第五回も「イレギュラー」のアーチャーとして参加(?)している。

彼自身の能力は通常のサーヴァント並、もしくはそれより少し上位なのだが、彼を「最強」にしているのはその「装備」にある。
文字通り「この世の全てを手に」入れており、彼の財宝を保管した宝物庫から自由に武具を取り出す鍵剣「王の財宝ゲート・オブ・バビロン 」が彼の主力。
更に、星の造り出した究極兵器であるエクスカリバーを上回る出力を誇る、天地開闢の剣「乖離剣・エア」を所有している。

ちなみに「エア」よりも彼が信頼する武具は、かつての親友「エンキドゥ」と共に天の牝牛を退治した時に使用した
天の鎖」。真名は「エンキドゥ」。普通の敵には「凄い頑丈な鎖」程度だが、神性を持つ者に対して強力な束縛力を持ち、
半分が神であるヘラクレスがこれに捕らえられた時、筋力が「A+」にも関わらずまったく動く事が出来なくなった。
特に超強力という訳ではないのだが、友達が少ない上に、自分以外の生物を完全に見下している彼が
唯一心を開き、共に国を治めようとまで思ったエンキドゥに対して絶対的な信頼を寄せていたのだろう。

この他にも体を鍛える為の「全く簡素な試練ブルワーカー 」や、体を幼年体に変える若返りの薬なども所有している。
ただし、ギルガメッシュ叙事伝と同じく、蛇に奪われた「不老不死の妙薬」は所有していないと思われる。

 

前回の聖杯戦争の際にセイバーに一目惚れし求婚を申し込むが当然の如く断られる。
執念深くセイバーを追い続けており、今回の聖杯戦争でも登場するや否や再度セイバーに求婚する。
セイバーも自分と同じように受肉させようと躍起になっていたりする。
また、この世の全てを手に入れた「王」なので、非常に横暴。「必要の無いもの」は全て「雑種」と呼び見下す。
過去には奴隷ですら必要の無い人間は居なかったが、現世では彼の言う「必要の無い人間」が蔓延している為、それを非常に嫌悪している。
ただ別に彼自身は悪人というわけでもなく、自分の美学に基づき行動しているだけである。

hollowの時の少年verギルは、彼の持つ若返りの薬を使って姿を変えていたもの。
第四回聖杯戦争から第五回の間もこれを使っていたらしい。
幼年体の時のギルは現在のギルとは似ても似つかないような好少年だが、必要の無いものに対する冷酷さ等は同じ。
幼年体の時はセイバーは趣味ではないらしく、恋愛対象ではない。
また何故か幼年体・青年体どちらの時も子供に好かれている。
そして彼自身も子供達を嫌っていない様子。恐らく純粋な美しい心が好みなのだろう。

 

・味方
言峰綺礼

・どちらかと言えば味方
カレン・オルテンシア

・どちらかと言えば敵
ランサー(クー・フーリン)

・敵
セイバー、遠坂凛、バゼット・フラガ・マクミレッツ、征服王イスカンダル、間桐臓硯、アサシン(ハサン・サッバーハ)
間桐慎二、ライダー(メデューサ)イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、バーサーカー(ヘラクレス)、黒桜、衛宮切嗣、
キャスター(メディア)、葛木宗一郎、佐々木小次郎(アサシン)、衛宮士郎・アーチャー


■宝具解説

王の財宝ゲート・オブ・バビロン  ランク:E〜A++ 種別:対人宝具 レンジ:不定

あらゆる武具、防具の「原典」が保管されており、武器はそれ自体を超強力な魔弾として発射する。
また、当然防具もありとあらゆる物が揃っている為、半端な攻撃は全て無力化する事も可能。
一つ一つの武器が「宝具」クラスの物である上に、彼は数え切れない程それを所有しており、
その「弾丸」は想像を絶する威力である。キャスターは一瞬で宝具の雨を受け絶命した。
また、全ての武器があると言う事は当然敵の「弱点」とも言える部分を突く事も可能。
まともなサーヴァント相手にはこれ以上ない程の強力な宝具。

・乖離剣エア ランク:EX(判定不能) 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000人

三つの円柱が繋ぎ合わさったような奇怪な剣で、その円柱から放たれる圧縮され鬩ぎ合う風圧の断層は
擬似的な「時空断層」となり、敵対するもの全てを跡形もなく粉砕する。
対粛清AC及び同レベルのダメージによる相殺でなければ防ぐ事は不可能。
また、宝物庫の武器のバックアップによっては更に攻撃能力は跳ね上がる。
数億年前、地球がまだ「地獄」の様子を露呈していた頃に製造された、唯一無比の対界宝具。
最大出力時の「天地乖離す開闢の星エヌマ・エリシュ 」は、最早絶望的なまでの威力を誇る。
ギルガメッシュの所有する中で、唯一「原典」ではなく彼のみが所有する最強の武器である。
「エア」の名称はギルガメッシュが付けたもので、由来は恐らく「EIRTH」と「AIR」の頭文字を取っているのだろう。


■能力解説

・黄金律:A

体の黄金比ではなく「人生において金銭がどれだけついて回るか」の宿命。
大富豪でもやっていける程の金ピカぶり。何をしてても一生金には困らない。
hollowでは新規オープンするはずだったプール施設を丸ごと買収したりする。
ちなみに万年金欠の凛と、このスキルを持つギルガメッシュは「最高に相性がいい」らしい。

・カリスマ:A+

大軍団を指揮・統率する能力。類稀で、保有する者の少ない能力。
A+ともなると最早人望ではなく、魔力・呪いの類である。

・神性:B(A+)

肉体・精神・魂に対する神としての部分の比重。
本来、2/3が神であるギルガメッシュは最大レベルの神性適正を持つが、
ギルガメッシュ本人が神を嫌悪している為ランクダウンしている。
恐らく、結婚を断った女神イシュタルからの執拗な報復を受けたせいであろう。


■パラメータ・クラス別能力

筋力: 耐久: 敏捷: 魔力: 幸運: 宝具:EX

対魔力:E 魔術に対する守り。無効化は出来ない。ダメージ数値を多少軽減する程度。

単独行動:A+ マスター不在でも行動可能。ギルガメッシュの場合はすでに受肉している為、永久に単独で行動可能。


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